【府中市】インフルエンザが流行開始

府中市議会議員の渡辺しょうです。
府中市議会の話題からは少し離れますが、市民の皆さんの健康に関わる大切なお知らせとして、インフルエンザの流行について注意喚起をさせていただきます。
東京都は2026年8月27日、都内でインフルエンザが「流行期」に入ったと発表しました。まだ夏の暑さが残るこの時期の流行入りは、例年にない異例の早さです。
東京都(保健医療局)の報道発表はこちらです。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/08/2026082720
何が起きているの?(都の発表のポイント)
東京都の発表によると、状況は次のとおりです。
8月17日から8月23日までの1週間に、都内の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者報告数は、1医療機関あたり1.49人でした。これは、流行開始の目安とされる「1.0人」を超える数字です。
そして注目すべきは、その「早さ」です。昨年の令和7年は9月下旬に流行入りしていましたので、今年は昨年より1か月以上も早い流行開始となります。通常、インフルエンザの本格的な流行は冬(12月〜2月ごろ)ですから、8月の流行入りがいかに異例かがお分かりいただけると思います。
府中を含む「多摩府中」エリアも基準を超えています
「都内といっても、府中は大丈夫では?」と思われるかもしれません。しかし、これは私たちの地域にとっても身近な話です。
東京都の発表では、定点あたりの患者報告数が1.0人を超えた保健所は、都内31か所のうち20か所にのぼります。そして、府中市を管轄する「多摩府中」保健所も1.17人と、すでに基準を超えています。決して「よその話」ではありません。
なお、東京都の発表では、第34週の1週間だけで、都内の学校や社会福祉施設などでインフルエンザ様疾患の集団感染事例が7件報告されています。今シーズンの学級閉鎖等の件数も、昨年の同時期を大きく上回っています。
なぜこんなに早いの?
「暑いのに、なぜインフルエンザ?」と不思議に思われる方も多いと思います。
東京都の発表では、夏休みが終わって多くの学校で新学期が始まり、児童・生徒を中心に人と接触する機会が増えることから、学校や家庭内での感染拡大に注意が必要だとしています。
また、報道では、専門家が早期流行の背景として、季節が冬にあたる南半球からの人の往来や、寒暖差・湿度の変動による免疫力の低下などを指摘しています。加えて、今シーズンはA香港型(AH3)が流行の中心となっている点も、東京都の発表資料で示されています。
今日からできる、5つの予防のポイント
流行を大きくしないためには、一人ひとりの基本的な対策の積み重ねが何より大切です。東京都は、次の5点を呼びかけています。
1. こまめな手洗い・手指消毒
2. 着用が効果的な場面でのマスク着用
3. しっかりと休養をとり、栄養・水分を補給する
4. こまめな換気
5. 咳エチケット(せき・くしゃみの飛沫で人にうつさない配慮)
どれも、新型コロナウイルスの流行を通じて私たちが身につけてきた、基本的な対策ばかりです。「もう夏だから」と気を緩めず、いま一度、意識してみていただければと思います。
体調が悪いと感じたら、無理をせず休養をとり、必要に応じて早めに医療機関にご相談ください。特に、ご高齢の方、小さなお子さん、持病のある方は重症化にご注意ください。
流行の目安(参考)
ニュースなどで「注意報」、「警報」という言葉を耳にすることがあります。東京都の基準では、定点あたりの患者報告数が、1.0人で「流行開始の目安」、10人で「注意報レベル」、30人で「警報レベル」とされています。今はまだ流行の入り口ですが、今後の拡大に備えて、早めの対策が肝心です。
最新の流行状況は、東京都の感染症情報センターで毎週更新されています。
・東京都感染症情報センター(疾患別情報「インフルエンザ」)
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu
・インフルエンザの予防について(東京都保健医療局)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/influ/influ
おわりに
例年より一足も二足も早い、インフルエンザの流行入りとなりました。これから新学期、秋の行事のシーズンを迎え、人が集まる機会も増えていきます。だからこそ、今このタイミングで、ご家庭や職場で「手洗い・換気・咳エチケット」をあらためて意識していただきたいと思います。
小さな心がけの積み重ねが、ご自身の健康を守り、そして周りの大切な人や、地域全体を守ることにつながります。市民の皆さんが健やかに秋を迎えられるよう、私も引き続き、暮らしに役立つ情報をお届けしてまいります。
体調には十分お気をつけてお過ごしください。
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