【府中市】インフルエンザが注意報レベルに

府中市議会議員の渡辺しょうです。
多摩府中保健所管内のインフルエンザについて、続けてお伝えしてきましたが、最新の集計で、ついに注意報の基準を超えました。
第37週の数字
多摩府中保健所管内の、定点医療機関からのインフルエンザ報告数です。
・第34週(8月17日〜23日)…報告36件/定点あたり1.20人
・第35週(8月24日〜30日)…報告100件/定点あたり3.03人
・第36週(8月31日〜9月6日)…報告218件/定点あたり6.61人
・第37週(9月7日〜13日)…報告381件/定点あたり11.55人
定点あたりの報告数は、4週間で1.20人から11.55人へ。およそ10倍になりました。件数でみれば36件から381件です。
「注意報レベル」を超えるということ
インフルエンザには、流行の目安となる基準があります。
・定点あたり1.0人…流行開始の目安
・定点あたり10.0人…注意報レベル
・定点あたり30.0人…警報レベル
多摩府中エリアは11.55人ですので、注意報の基準をすでに上回っています。注意報そのものの発令は東京都が都全体の状況を踏まえて判断しますが、この地域で現実にそれだけの流行が起きているということです。
注意報レベルというのは、「およそ4週間以内に大きな流行が発生する可能性がある」とされる水準です。つまり、ここからさらに増える前提で備えたほうがよい、という段階に入りました。
なお、多摩府中保健所の管轄は、武蔵野市・三鷹市・府中市・調布市・小金井市・狛江市の6市です。
例年より2か月ほど早い立ち上がり
本来、インフルエンザの流行のピークは年末から年明けにかけてです。注意報レベルに達するのも、例年であれば11月から12月ごろになります。
それが9月中旬の時点で、すでにこの水準です。かなり早い立ち上がりだと言わざるを得ません。しかも増加のペースが落ちていません。前の週と比べて約1.7倍、その前の週は2倍以上でした。
これから運動会や文化祭、地域のお祭りと、人が集まる行事が続きます。秋の連休もあります。楽しみにしている方も多いはずですし、私も中止すべきだとは思いません。だからこそ、体調管理と、体調が悪いときに休む判断が、いつも以上に大切になります。
ご家族が感染したら
ご家庭の中で一人が感染すると、そこから広がることが少なくありません。同居されている方がインフルエンザと診断された場合は、次のような点にご注意ください。
・できるだけ看病する人を決め、接する人数を絞る
・可能であれば部屋を分け、こまめに換気をする
・タオルや食器を共用しない
・患者さんもご家族も、できる範囲でマスクを着用する
・看病の前後には手洗いをする
特に、ご高齢の方、小さなお子さん、妊娠中の方、持病をお持ちの方が同居されているご家庭では、より丁寧な対応をお願いします。
受診に迷ったときの相談先
夜間や休日に、受診したほうがよいか判断に迷うことがあると思います。そうしたときの相談先を知っておくと安心です。
・東京消防庁救急相談センター(#7119)…救急車を呼ぶべきか、今すぐ受診すべきかを相談できます
・東京都医療機関案内サービス「ひまわり」(03-5272-0303)…受診できる医療機関を案内してもらえます
いずれも、迷ったときに使える窓口です。ご自身やご家族の判断だけで抱え込まず、活用してください。
なお、受診の際は事前に電話で連絡しておくと、待ち時間や周囲への配慮の面でも安心です。
休むという選択を
お子さんについては、学校保健安全法で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止の期間と定められています。熱が下がってもウイルスは出ていますので、学校や園の指示に従ってしっかり休ませてあげてください。
大人も同じです。「熱が下がったから」と出勤して職場で広げてしまえば、結果的にもっと大きな損失になります。休める環境をつくること、休むと言い出せる雰囲気をつくること。これがいちばんの感染対策です。
インフルエンザワクチンは、接種から効果が出るまでにおよそ2週間かかるとされています。接種を考えている方は、かかりつけの医療機関に早めにご相談ください。
情報の確認先
・東京都感染症情報センター(疾患別情報「インフルエンザ」)
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu/
・インフルエンザの予防について(東京都保健医療局)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/influ/influ
おわりに
8月の中旬には、定点あたり1.20人でした。それが4週間で11.55人です。数字の伸び方を見ていると、まだ止まる気配がありません。
381件という報告の一つひとつに、熱を出して寝込んだ方と、その看病をしたご家族がいます。この数字は、私たちのすぐ隣で起きていることです。
手洗い、換気、咳エチケット。当たり前のことを、いまいちど丁寧に。そして、少しでも調子が悪いと感じたら、思い切って休む。その判断が、ご自身とまわりの方を守ります。
どうぞご自愛ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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